2026/09/22
家づくりでは、
子ども部屋の壁紙や色、柄などを
子ども自身に選んでもらうこともあると思います。
自分の部屋だから、
好きなものを選んでほしい。
そう思うのは、
とても自然なことです。
子どもがそのとき
「これがいい」と選んだものは、
きっとそのとき、本当にいいと思ったもの。
でも、その「好き」が
ずっと続くとは限りません。
小さなサンプルを見て選んだものが、
実際に部屋全体に広がってみると、
「思っていたのと違う」と
感じることもあるかもしれません。
それは、大人でもあることです。
以前、色について学んだときにも、
子どもの色の好みは、
成長とともに変化していくという話がありました。
色だけでなく、
好きな柄やデザイン、
好きなものそのものも変わっていきます。
だから、
あとから「やっぱり好きじゃない」と言ったときに、
そのときの選択を
ずっと子どもに背負わせるのは、
少し重すぎるように思います。
選んだときは、
本当にそれが好きだった。
その気持ちまで、
あとから間違いになるわけではありません。
子どもの「今の好き」を大切にすることと、
その「好き」がこれからもずっと続くことを
求めることは、別のこと。
家は長く使っていくものだからこそ、
好きなものや感じ方が変わっていくことも含めて、
大人が少し先のことまで考えておくことも
必要なのかなと思います。
そのときの「好き」を楽しみながら、
これから変わっていくこともできる。
子ども部屋には、
そんな余白を残しておけたらと思います。
書いた人|宮西建設の中の人
