2026/09/21
間取りを考えるとき、
廊下をつくるか、つくらないか。
お客様によって、ご希望はさまざまです。
できるだけ空間をつなげて、
コンパクトな間取りにしたい方もいれば、
LDKと寝室や子ども部屋など、
家族が集まる場所とプライベートな空間は
分けたいと希望される方も。
廊下があることで、
空間と空間の間に少し距離が生まれ、
それぞれの場所の役割も分けやすくなります。
一方で、住まわれる人数や暮らし方によっては、
ほとんど廊下を設けない間取りにすることも。
廊下がなくても、
人が移動するための「動線」そのものが
なくなるわけではありません。
たとえばLDKを通って
それぞれの部屋へ向かう間取りなら、
その動線がLDKの中を通ることになります。
つまり、LDKの中にも
人が通るための「見えない通路」があるんです。
その動線上は家具を置かずに空けておく場所になるため、
図面に「廊下」と書かれていなくても、
暮らしの中には自然と通路になる場所が生まれます。
そう考えると、
廊下があるか、ないかだけではなく、
人がどう動くのか、
家具や収納をどこに配置するのか、
それぞれの空間をどうつなげたいのか。
そんなところまで考えることも、
間取りづくりのひとつだと思っています。
廊下を無駄なスペースと捉えるか、
暮らしに必要な空間と捉えるかも、
そのご家族によってさまざま。
どちらかが正解ということではなく、
そのご家族がどう暮らしたいのか。
ご家族の人数や暮らし方、
大切にしたいことを伺いながら、
その家に合った間取りを考えていきます。

書いた人|宮西建設の中の人
